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最高の一品 JPX 921 誕生

on January 16, 2021

〜JPX 921シリーズ


今回は、日本でもアメリカでも大人気のミズノ新アイアン「JPX」シリーズをご紹介します。「JPX」はもともと、アベレージプレイヤー向けのミスに強いシリーズという位置づけでしたが、アメリカではアスリート向けのモデルもラインアップされています。

日本ではもちろん、アメリカでもミズノのアイアンは高く評価されていて、世界のトッププロが好んで使用しているのも事実です。「JPX」を世界的に有名にさせたのがブルックス・ケプカ。日本で2勝、メジャーで4勝をあげているケプカですが、そのすべてでJPXシリーズのアイアンを使用しています。

また、先日行われた国内メジャートーナメント「日本女子オープン」を制した原英莉花プロは、「JPX921 ホットメタル」を使用しての優勝でした。

そんなJPXアイアンの最新作は4タイプ。

PGAのツアープロからのフィードバックをベースに開発された「JPX921 ツアー」、同社の鍛造アイアン史上、最高反発を実現した「JPX921 フォージド」飛距離性能と、ボールのとらえやすさを追求した「JPX921 ホットメタル」、ディスタンス系ながらつかまりすぎを抑えられる「JPX921 ホットメタル プロ」。

それでは各アイアンの特徴を見ていきましょう。


〜JPX 921 ツアー


PGAツアーにて、フリーの選手達が多く使用したJPX900ツアーとJPX919ツアーの後継機種がJPX921ツアーです。

素材や製法はJPX921 フォージドと同じですが、前モデルよりもオフセンターヒット時のヘッド安定性を向上させ、より実戦でも結果を出すことが可能になっています。

モダンなツアーフライトアイアンということで、重心距離を長めに設定し、安定したストレートボールを実現できるのが特徴です。加えてショートアイアンでは抜けの良さが向上し、あらゆるライから正確なスピンコントロールができるのも強みと言えるでしょう。

そしてミズノ独自の振動パターンの研究からバックフェースに厚みを持たせた形状で打感と打音も向上しています。

ちなみに、ロフト角は日本で言う所のノーマルロフト設定となっております。

<JPX921 TOUR SPECIFICATION>


Club # Loft ° Lie Angle Offset (inch) Length (inch)
4 24 60 0.126 38.5
5 27 60.5 0.122 38
6 30 61 0.118 37.5
7 34 61.5 0.114 37
8 38 62 0.11 36.5
9 42 62.5 0.106 36

PW

46 63 0.102 35.5

GW

51 63 0.098 35.25

 


〜JPX 921 フォージド


事前に公開されたティザー動画では「FASTER FORGED(速い鍛造)」のメッセージが印象的なJPX921でしたが、JPX921 フォージドでは「ワンピースグレインフローフォージド」ということでヘッド全体がクロモリ鋼で構成されているのが特徴です。ミズノの高品質な鍛造技術にクロモリ鋼を掛け合わせたことで今までにない驚異的なボールスピードを実現できるようになりました。

フェース厚を最大で0.5mm薄くすることで、フェースの重量削減にも繋がり、従来よりも外周部に重量を配置することができました。そのため、MOI値もアップしています。

また、JPX921フォージドはブレード長が短めでオフセットも少なめです。飛び系ほどではないですが、やや立ち気味なロフト設定のモダンなフォージドアイアンと言えるつくりではないでしょうか。

<JPX921 FORGED SPECIFICATION>

Club # Loft ° Lie Angle Offset (inch) Length (inch)
4 21 60 0.15 38.5
5 24 60.5 0.142 38
6 27 61 0.134 37.5
7 31 61.5 0.126 37
8 35 62 0.118 36.5
9 40 62.5 0.11 36
PW 45 63 0.102 35.5
GW 50 63 0.091 35.25

 

 

 


〜JPX 921 ホット メタル


JPX 921 ホット メタルのヘッドを眺めるとブレードの長さを感じるのですが、実際に構えてみるとそれを感じさせない非常にバランスのいい顔をしています。とてもやわらかい顔でクセがなく、誰にでも違和感のない形状に仕上がっていると思います。

打った時の打感が良く、インパクトの瞬間にフェースがたわんでいるような感じを受けます。また、売った直後には、はじいているような感触も味わえます。個人個人の感触には差があると思いますが、軟鉄以外の素材を使用したアイアンとしてはかなり気持ちいい打感と言っていいでしょう。

そして、JPX921 ホットメタルのロフト角は7番で29°。飛び系とアスリートのちょうど中間ぐらいの設定です。少々芯を外しても、ロフト設定よりも高い弾道が打てるので、一定のエリアにボールを運ぶ安定感はとても高いです。

<JPX921 HOT METAL SPECIFICATION>

Club # Loft ° Lie Angle Offset (inch) Length (inch)
4 19 60 0.224 38.5
5 22 60.5 0.213 38
6 25 61 0.201 37.5
7 29 61.5 0.189 37
8 34 62 0.173 36.5
9 39 62.5 0.154 36
PW 44 63 0.15 35.5

 

 


〜JPX 921 ホット メタル プロ〜


JPX921ホットメタルアイアンとホットメタルプロアイアンの主な違いは、ヘッドの長さとオフセットです。

ホットメタルアイアンと比べると、FPが大きく取られているのがわかります。
ネック形状もすっきりしていますので、ディスタンス系でありながら、つかまり過ぎが抑えられる構造です。
「JPX921 ホットメタル」と同じスペックながら、オフセットを少なくしてシャープな顔に仕上げています。前作同様にツアープロが「JPX921 ツアー」とコンボするケースが増えると予想しています。

<JPX921 HOT METAL PRO SPECIFICATION>

Club # Loft ° Lie Angle Offset (inch) Length (inch)
4 19 60 0.15 38.5
5 22 60.5 0.142 38
6 25 61 0.134 37.5
7 29 61.5 0.126 37
8 34 62 0.118 36.5
9 39 62.5 0.11 36
PW 44 63 0.102 35.5


〜最後に〜

どのアイアンをとっても、ミズノらしいフィーリングが共通しているのがJPX 921シリーズ。このフィーリングを大事にしながら、それぞれの性能を磨いた個性の強いモデルというのが正直な印象です。 ツアープロのニーズに合わせて作ったミズノの本気モデルのツアー、 従来のミズノファンを裏切らずにやさしさと飛距離を両立させたフォージド、そして、直進性や飛距離といった現代のアイアンに求められる性能を詰め込んだホットメタル&ホットメタルプロといった構成です。

 

しかしながら、ミズノの強みはやはり打感などのフィーリング面。感触は人によって感じ方が違いますので、全員にとっていいものだは言えませんが、その点を大事にしてクラブ作りをしているのがミズノの良さだと思います。そういった点も意識しながら、ぜひJPX921を打ってみてください。

 

 

 

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